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間違えたら損をする!賃貸アパート・マンションの空室リフォームについて

賃貸アパート・マンションの空室リフォームについてですが自宅をリフォームするのとはちょっと感覚が違います
オーナーにとっては仕事ですので趣味満載で楽しいリフォームにしない方が良いのではないかと思います
収益を考えて空室を埋めないといけませんので、予算はあまりかけたくないところですが近隣で競合している部屋と比べて選ばれないといけませんので色々検討しないといけません

弊社は不動産管理会社と提携しておりますので、賃貸物件の空室リフォームは多数施工実績があります。いかに空室を埋めるか常々悩みながらオーナーに見積もり提案をするのですが、オーナーの考えも様々なのでどういう部屋にしたいのか、どういう入居者に住んでもらいたいのか、賃料は高くしたいのか逆に下げても良いのか、このあたりは意識して見積もりに落とし込むわけです

今回ブログ記事を書くにあたり、他社の動向も調べてみました。費用を掛けて大掛かりにリフォームをする会社もありましたし、あまり予算掛けず工夫している会社や、安さで勝負!みたいな会社もあり色々あるもんだなぁ、と感心しましたが大まかな傾向はあるように思いますのでお話していきたいと思います

賃貸アパート・マンションで費用を大きく掛ける工事(間取り変更、ユニットバス交換、キッチン交換など)

賃貸マンション・アパートにて予算を掛けた工事というのは、古い壁を解体し使いやすく間取り変更をしたり、ユニットバスやキッチンを交換するなど、いわゆる原状回復工事ではやらない工事の事になると思います
ユニットバスやキッチンに不具合があって使用不可能であれば必然的に交換しなければ賃貸に出せませんが、必ずしも使用不可能だからという事ではなく古くてイメージの良くない場合も交換しますし、間取り変更で2DKの部屋を1LDKに変更したり和室を洋室に変更したりして、賃料アップや空室期間を短くしたいという訳です

不動産管理会社もオーナーにこの様な工事をよく提案しています
設備が新しく使いやすい間取りになった部屋が新築の部屋より安価で募集できますのでメリットが多いのです
しかしオーナーとしては少しでも費用を抑えたい訳ですから、自分の知り合いのリフォーム会社やネットで探したリフォーム会社で施工する事があります

ネットで探した場合どんなリフォーム会社があるのか私も検索してみました
・賃貸物件のリフォームパックでワンルーム〇〇㎡まで〇〇万円
・賃貸物件のワンルームの場合〇〇㎡×〇〇万円
このパターンが多いでしょうか
どちらも現地確認をしない状態で金額がわかる仕組みになっています
現地確認をしないので多少の見落としは金額に含むということなのかな?と思いましたが
以前にリフォームパック工事後の部屋を確認した時に、床がフニャフニャ沈む状態のまま
フロアタイルを重ね貼りしていた案件がありましたので見積もり時に現地確認はした方が間違えないです
金額的にも現地を確認して見積もりしても同様の工事が出来そうな気がします

ちょっと余談ですが、オーナー手配のリフォーム会社の工事後に入居した方から不具合の連絡がありオーナー手配のリフォーム会社がうまく対応してくれないので何故か弊社が対応することがよくあります。この件も弊社が直したのですが、フニャフニャの床はフロアタイルを剥がし下地床を一部交換して剥がしたフロアタイルを戻しました

賃貸アパート・マンションで費用はあまり掛けずに工夫する工事

原状回復工事の際に、あまり予算は掛けずワンポイント追加する工事が増えていて弊社でもよく施工します
色々あるのですが代表的なものですと
・部屋の壁を一面だけ柄付クロスを貼る「アクセントクロス貼り」
・フローリングが傷んだ際に薄い床材を重ねて貼る「フロアタイル貼り」
・無地のユニットバスの壁一面に柄付シートを貼る「化粧塩ビシート貼り」
・室内で洗濯物が干せるように天井に物干し金物を取り付ける「室内物干し設置」
・何もない壁に収納フックを自由に設置できる「マルチパンチングボード設置」
等々

不動産管理会社を利用しているオーナーであれば聞いた事があるのではないでしょうか?
これらの作業は必ずしもやらなければならない事ではありません
では何故これらの作業を勧めてくるのでしょうか?

もちろんあれば良いものばかりですので少しいい部屋にはなりますが、どちらかというとお客様を案内する際に「ひと褒めできる」ポイントとしてセールスアピールをする為です
何件か部屋を見た後で気に入った部屋はありますか?と聞いた時に、壁の柄が良かったとか室内に洗濯物を干せるので良かった、とか印象に残れば成功です

費用はかけない!考えようによってはお得なお部屋ですね

オーナーによってはリフォームの費用をほとんど掛けない部屋もあります
正直、管理会社にしてもリフォーム会社にしてもやり難いんですよね・・
不具合があっても費用を掛けてもらえないのでだましだまし修理して結局直らない・・なんてこともあります
この辺りは日本人の感覚の問題になるのかも知れませんが、不具合があるのを知りながら賃貸に出すのは私には抵抗があるのです

しかし、考え方しだいでは逆にメリットにできる場合もあります
入居時に「こういう不具合がありますがその分賃料が安いです」と説明すれば、人によってはお得に感じるのでは無いでしょうか?
コレは聞いた話ですが、美大近くの解体予定のボロアパートで「壁の落書きOK」にしたらすぐに空室が埋まったとか
まあ美大近くの解体予定のアパートの例はあまり参考にはならないと思いますが

費用を掛けたくないオーナーの多くは、目先の出費が嫌みたいです。新しく入居者をお迎えする為に必要な工事でも見積もりを見て怒り出す人もいますしね
もちろんご自分の物件なので自由ですが、ちょっと距離を取りたくなっちゃいますよね・・
でも費用はあまり掛けないけれど魅力的な部屋を提供したいとお考えのオーナーには協力したいなぁ、なんて思うのです

まとめ

弊社は賃貸物件の原状回復工事を年間200~300件施工しています
ユニットバスやキッチンの交換、間取り変更を伴うリフォームもやっていますし、ハウスクリーニングだけという作業もあります
仕事の内容的にはあれもこれも交換というよりは、修理して使えるようにする事がメインです
相模原市近隣というエリアになりますが賃貸マンション・アパートのリフォームでしたらお任せ下さい

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